タイツをとるのか、ビールをとるのか
最近仕事場からの帰り道の電車内では、駅の売店で買った缶ビールを飲みながらぼんやりと過ごします。電車内で缶ビールなんて、かなりのヒトが抵抗あるかもしれないけれど、要は慣れですよ慣れ。なんとなくこそっと飲んでます。
とまぁ、それはいいんですが、缶ビールを飲んでるとスケッチが出来ないんですな。大抵の場合、ビールを手にしている時はなるべく周囲を見ないようにしているんですけどね(笑
この夜、確かに同じ電車に乗ろうとしていたタイツっ娘がいたことは、わかっていた。しかし彼女はミニスカデニム黒タイツを長めのコートで隠していたし、席に座れずぼくに背を向ける状態になってしまったので、ぼくは安心して缶ビールをプシュっと開けてしまったのですよ。
が、よく見るとコートの裾のスリットから黒タイツがのぞいているではないですか。やはりこの「ちょっとだけ見える黒タイツ」の風情を楽しむのも、タイツ好きの嗜みではないですか?
煩悶すること2駅。ぼくは飲みかけの缶ビールをこぼれないようにバッグにつっこみ、速攻スケッチ。ええ、満足です。これぞタイツスケッチャーとしての達成感です。バッグに突っ込んだ缶ビールをそっと取り出し、ひとり車内で祝杯なのでした。

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