うれしい出会いがありました。
tricotcafeの同人誌を買ってくださった方からの意外な申し入れ。なんと音楽CDのジャケットイラストを描いて欲しいとのこと。夏の終わり頃に企画が立ち上がり、先日完成品受け取りを兼ねて、ささやかな飲み会をしてきました。
小田切聖一&スカーフェイス。インディーズバンドです。
バンドリーダー(以下ニックネームでジョー氏)自らがこのtricotcafeを偶然見つけ、イラストを気に入りオーダーに至ったとのこと。もちろんジョー氏も「タイツはエロい」という感覚は「非常によくわかる」そうで、その辺も織り込んでのタイツイラストジャケット制作となりました。
ジョー氏はアートディレクションの心得もあるようで、イラストとデザインについてあらかじめ明確なイメージがあったので、こちらもプチ・イラストレーター(笑)気分を味わうことができました。
メインタイトルは「キュート・ヒップ」。お尻のおっきな女の子への思慕を歌ってます(笑
60年代のブリティッシュビートからパンクまでに馴染みがある方なら「おおっ」と声を上げそうなシンプルなイントロ。そして歌い出しの「キュート・ヒップ ババンバ〜ン」というキャッチーなリフレインは、実に爽やかなギターポップ気分を盛り上げてくれます。
イラストのオーダーは「ショートパンツに今流行りのカラータイツをはいた女の子のヒップ」。はみ出したタイツの腰ベルトとタグはタイツ好きであるぼくからの提案ですが、このゆるさも気に入ってもらえたみたいです。
完成品を受け取るまで、歌詞だけで曲は聴いていなかったんですが、ジョー氏のちょっとユーモアを感じさせるボーカルと、ぼくのお気楽なタイツ絵がうまいことシンクロしているような気がします。
カップリング曲は「にぼし」。切ない気分を歌っていながら、なんとなくほっとするような懐かしさを感じさせる曲です。
歌詞に出てくる「にぼし」と「猫」という言葉から、ジョー氏のオーダーはオーソドックスに全身総タイツの黒猫ちゃん。イラストはちょっと意識して「ユーモラスなまったり感」を出してみたんですが、こちらもうまいことハマって良かった。
おまけ。「キュート・ヒップ」用の予備案イラスト。ちょっとお気楽すぎたかな(笑
このCDは東京・下北沢のハイラインレコーズにて発売中。300円です。
でもって冬コミでも売ります。tricotcafe/12月31日・東G-13aですよ。新刊「ナイロネーゼ2」ともどもよろしく。冬コミ終了後には同人誌とともにサイト上でも販売しますので、皆さん是非。
実はこのジョー氏、やりとりしている最中は若者とばかり思っていたんですが、ぼくとほぼ同い歳。以前は漫画家としても活動していたそうで、なんとぼくの仕事の人脈とかぶってました(驚 たぶん何年も前にどこかでニアミスしていたんでしょうね。
絵の話、そして音楽の話、タイツ話も少々(笑 話をするほどに好みが非常に似通っていることに気づき、思わずビールもがぶ飲み状態になってしまいました。なんか長いおつきあいが始まりそうな予感です。
人と出会うって偶然じゃなくて必然、って感じるときありますよね。
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